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婦人科まめ知識

肥満に注意 妊娠との関係性

食生活の欧米化や運動不足により、肥満人口の急増が問題となっています。 肥満は糖尿病、高血圧、高脂血症、動脈硬化などのいわゆる生活習慣病の大きな発症要因のひとつで、健康障害をもたらすことは明らかです。

女性の場合、妊娠や出産にも影響を及ぼします。思春期、性成熟期における肥満は、月経異常を起こすことがあるため、妊娠力の低下をきたす傾向があります。また妊娠時の肥満は、妊娠中毒症や妊娠糖尿病などの妊娠合併症や分娩異常を増加させます。 さらには40歳ごろになると内臓脂肪蓄積型肥満が増加し、これに伴って閉経後に高脂血症や循環器疾患などの生活習慣病が著しく増加します。閉経後の肥満者に子宮体癌や乳癌が増加することも知られています。

これらのことから、どうも「肥満」は男女を問わず一利なさそうです。ぜひ栄養バランスを考えた食事をこころがけ、適度な運動を生活の中に取り入れて、身も心も軽やかな健康生活を目指しましょう。

乳がん 早期発見が大切

近年、日本人女性の社会進出や食生活の欧米化が進むと同時に、乳がんの罹患率(病気になる確率)や死亡率も一貫して増加傾向にあります。世界的にはどうなのかというと、罹患率は増加傾向にあるものの、実はそれとは逆に、欧米での乳がんの死亡率は低下しています。

では、なぜ日本は死亡率も増加しているのか。というのも、日本での検診率は未だ12%程度と低い水準なのがその理由です。残念ながら、日本の乳がん検診受診率はOECD(経済協力開発機構)加盟国30か国の中で最低レベルに位置しています。欧米では積極的な検診をする事により早期発見・早期治療が可能となったことから死亡率が下がっていきました。

国立がん研究センターがん対策情報センター の2010年のデータに基づくと、生涯に乳がんを患う日本人女性は12人に1人だそうです。治療に関しては最近では乳房の部分切除に放射線治療を加えることで、全摘とかわりない成績も出ています。また、切除部分の復元も可能になりつつあります。

治療を最小限に留める為には、なによりも早期発見が大切です。医師による年1回の検査は元より、月に一度の自己検診を習慣にし、少しでも気になるようなら積極的に受診するよう心がけましょう。

2015.05.20| 女性の病気

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