大阪の不妊治療専門クリニック / 御堂筋線「本町」駅すぐ

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診療内容

妊娠のしくみ

妊娠に関する男女の違い

自分たちのからだをどれだけ理解していますか?

自分たちのからだをどれだけ理解していますか

不妊治療をはじめるとき、まず気がかりになることは、医師の行なう治療の説明をご夫婦ともにきちんと理解できるかどうかということです。

もちろん、医師は図などを用いてわかりやすく説明に努めますが、患者さんのほうにからだの知識がまったくないと、医師の説明が理解できなくなる場合があります。

少なくとも治療を受けるのはご自身なのですから、おおまかにでも自分のからだの構造と機能くらいは知っておくようにしましょう。

自分たちのからだの状態を知っていると、不妊治療を受けるときに医師の治療目的が理解しやすくなります。また効果を高めるためにも、ご夫婦がお互いのからだの構造や機能を知っておくことは大切なことです。

卵子は年齢とともに老化し減少します

女性が生まれたとき、卵巣には200万個もの原始卵胞があります。そして、それは年齢とともに減少していき、更年期が近づくころには数千個にまで数が減ってしまいます。

原始卵胞の数が減少すると、卵巣は健全な成熟した卵子を排出することが難しくなります。つまり排卵し受精したとしても、正常な発育をしにくくなるということです。そのため、妊娠率は低下し、流産率は増加します。

女性の場合、いくら外見が若くても卵子の老化には勝てません。残念ながら妊娠・出産にはタイムリミットがあることを知っておきましょう。

精子は毎日作られます

一方、男性の場合は異なります。加齢とともに造精能力や質の低下は多少あるものの、精子は精巣内で毎日数千万個つくられています。決して増えることがない卵子と違って減ることがないのです。

また、精子の数は禁欲によって増加します。ただし、禁欲期間が長いと逆に元気な精子が少なくなるため、妊娠を望む場合は少なくとも1週間に一度は射精して、元気な精子を準備しておくことが大切です。

男女の違いをお互いに理解しましょう

男女の違いをお互いに理解しましょう

このように男女は外見だけでなく、生殖機能にも大きな違いがあります。不妊治療はご夫婦そろって協力し合いながら取り組むものです。まずはお互いのからだについて知ることから第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

女性の生殖器の構造と役割

女性の生殖器には妊娠して出産する役割があります

女性の生殖器は、外性器と内性器とで成り立っています。外性器は、恥丘、大陰唇、小陰唇、陰核、尿道口、膣前庭、膣口、バルトリン腺、会陰のことすべてを指します。外から見える位置にあり、尿や月経血を排泄する役割を担っています。

一方、内性器は、膣、子宮頸管、子宮、卵管、卵巣を指します。女性ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)の分泌、排卵、受精、妊娠といった、主に生殖に関する役割を担っています。

それぞれの器官の役割は、非常にバランスのとれた連係プレーによって果たされ、「妊娠して出産する」というひとつの目的のために、無駄のない統合された働きをしています。

子宮や卵巣は女性ホルモンと大きく関係しています

子宮や卵巣は女性ホルモンと大きく関係しています

膣、子宮頸管、子宮、卵管、卵巣といった女性特有の内性器は、
妊娠と出産を目的とした非常に精密にできた器官です。

この内性器の中心的存在である子宮は、女性ホルモンの分泌量によって、その大きさや形を変化させていく特徴を持っています。

生まれたての新生児のころは、まだ小指の先ほどの大きさしかありませんが、思春期を過ぎて成熟期に入るころには鶏卵ほどの大きさに成長し、重さも増してきます。

そして妊娠とともに子宮筋はさらに大きく膨らみ、出産時には胎児とそれを取り囲む羊水と胎盤を合わせて約5kgの重さを支えるほどにまで変化します。なお、このときの子宮の大きさはなんと30~40cmにも達しています。

わずか40週間で1個の受精卵をひとりの人間へと育み、出産するという役割を担っている子宮は、女性として誇るべき偉大な器官といえるでしょう。

また、子宮以外の膣、子宮頸管、卵管、卵巣も、女性ホルモンの支配下におかれていますから、女性ホルモンの分泌量の変化には強い影響を受けていきます。

妊娠過程の障害が不妊症になります

妊娠から出産までのプロセスは、すべて女性の体内で起こる現象です。

女性の体内では、女性ホルモンの刺激によって卵巣から排卵が起こり、卵子が卵管に取り込まれます。そして、女性の膣に入ってきた精子は子宮を通り抜けて卵管に到達し、卵子と出会って受精します。受精卵は細胞分裂を行ないながら、卵菅の蠕動(ぜんどう)運動と線毛運動によって子宮に送られます。そして、その受精卵が子宮内膜に着床することによって妊娠は成立します。

不妊症は、この妊娠に至る過程で、なんらかの障害によって妊娠を阻まれている状態をいいます。

不妊治療は、妊娠過程を丁寧に検査したうえで、どこに原因があるのかを突き止め、治療を開始します。

男性の生殖器の構造と役割

男性の生殖器の構造はとてもシンプル

男性の生殖器は、外性器と内性器とで成り立っています。
外性器は大きく陰嚢(いんのう)と陰茎(ペニス)に分かれます。

陰嚢のなかには精子をつくる精巣(睾丸)が入っています。なぜ陰嚢が2つにわかれた袋のような形をしてぶら下がった状態かというと、精子をつくるのに最も適した温度(32℃くらい)を常に保つためです。陰茎(ペニス)は突出しており、女性の外性器と大きく異なります。

男性の生殖器の役割は、精子をつくり女性の膣内に放出することです。妊娠してから出産までのすべてを母体で担う女性に比べ、男性の生殖器の構造は実にシンプルにできています。

たった1個の精子だけが卵子のなかに入ることができます

射精とは、オルガスムス(絶頂感)に達したときに、精子が精液とともに体外に放出されることをいいます。

男性本来の役割により、セックスのときに精液が女性の膣内に射精されると、今度は精子の旅が始まります。

精子は隊列をつくって子宮と卵管をめざして泳ぎだし、1㎝を約1分半で進みます。1時間以内には卵管の膨大部にいる卵子のもとに到着します。しかし、精子のすべてが到達できるわけではありません。それには、いくつかの障害を克服しなくてはならないのです。

まず、女性の膣の内部はふだん酸性に保たれているため、射精された精子の大半が膣内の酸によって死滅します。ところが、女性のからだは排卵前の数日前だけエストロゲンの作用によって頸管粘液が増加します。このときばかりは、精子は子宮頸管を通過して子宮に入ることができるのです。

頸管・子宮はアルカリ性なので安全です。ただし、結局、卵子に近づけるのは約3億個中の数百~数千個で、猛烈な競争になります。卵子を囲んだ精子は、われ先にと卵子の細胞膜に近づこうとしますが、卵子の中心まで入れるのは、つまり受精できるのはたった1個です。

1個の精子が卵子に受け入れられると、細胞膜にすばやい変化が起こり、他の精子を受け入れなくなります。すると、すぐあとにきている精子でさえも、もう卵子のなかには入れません。

精子が受精できる確率は3億分の1という気の遠くなるような数字です。受精した卵子は、本当に小さな点みたいなひとつの細胞ですが、この時点から280日かけて成長していきます。

妊娠するためには元気な精子が必要です

妊娠するためには元気な精子が必要です

このように自然な妊娠を希望した場合、元気な精子が必要となります。元気な精子とは、最低限1ml中1500万個以上・運動率40%以上あることをいいます。この数が少なかったり、運動率が低かったり、質が悪かったりすると、なかなか妊娠が成立することはできません。

また、セックスがうまく行なえずに女性の生殖器内に精子を放出できない場合や、精子はきちんとつくられているにもかかわらず何らかの理由により射精された精液のなかに精子が極めて少ない、もしくはない場合には、自然な妊娠は難しくなります。

いかに元気な精子で、きちんとした量を女性のからだに届けられるかが妊娠の要となってくるのです。

ホルモンの働きの違い

ホルモンの働きを覚えておきましょう

女性の年齢別ホルモンの分泌状態

男女のからだの構造や機能とともに、ぜひもうひとつ知っておいてもらいたいものに、ホルモンの働きがあります。

ホルモンは、間脳視床下部、下垂体、甲状腺、胸腺、副腎、膵臓、卵巣、精巣といった内分泌腺でつくられています。自律神経とともに、私たちのからだを構成している臓器や器官の働きを連動させ、安定した状態になるように調整している物質です。

ホルモンの分泌は、脳の間脳視床下部の下に位置する下垂体によってコントロールされています。そして、下垂体の働きは視床下部が分泌するホルモンによって管理されています。そのため、ホルモンの分泌が乱れると自律神経もその影響を受けて乱れ、さまざまな症状が現われます。

内分泌腺でつくられるホルモンのなかで、妊娠と出産に直接関係しているのが卵巣から分泌される女性ホルモンと、精巣から分泌される男性ホルモンです。

男女のからだは見てのとおり、外見も、その構造や機能もまったく異なります。明らかに異なっている部分は生殖器ですが、この男女の性を分ける働きをしているのが、女性ホルモンと男性ホルモンです。

女性ホルモンのエストロゲンプロゲステロンは女性らしいからだをつくり、男性ホルモンのアンドロゲンは男性らしいからだを形づくっていきます。

ホルモンの推移

女性ホルモンは35歳くらいから減少します

女性ホルモンには、卵巣から分泌されるエストロゲン(卵胞ホルモン)と、プロゲステロン(黄体ホルモン)の2種類があります。これらは性腺刺激ホルモン(卵胞刺激ホルモン、黄体化ホルモン)の作用を強く受けることによって分泌量を増していきます。

女性ホルモンは卵巣や子宮の発育を促し、排卵から妊娠、出産に至るまで、女性の生殖機能のすべてに影響を与えていきます。成長期における女性らしいからだの変化も、主にエストロゲンが大きく影響して起こる現象です。

しかし、この女性ホルモンの分泌量は年齢とともに変化します。幼女期、思春期、成熟期と上り坂の傾向にありますが、からだが完成する22~25歳くらいにはピークを迎えます。

そして、しばらく一定の分泌量を維持したのち、35歳くらいからゆるやかな下り坂のカーブを描きはじめ、閉経とともに急激な減少を示します。

卵巣の働きが衰えてくると女性ホルモンは減少し、原始卵胞の数も減って、健全な卵子も成熟しにくくなります。それに伴い、流産率も高まっていきます。このような理由から30代後半になってくると、だんだんと妊娠しづらくなってくるのです。妊娠と出産にはタイムリミットがあることを知っておきましょう。

女性ホルモンは35歳くらいから減少します

不妊原因は複雑で、その原因を探るだけでも時間がかかります。30代半ばを過ぎて赤ちゃんが欲しいと思ったら、早めに医療機関へ行って検査を受けることをお勧めします。

男性ホルモンは65歳くらいから減少します

男性ホルモン(アンドロゲン)は、女性ホルモン同様、性腺刺激ホルモンによって分泌を活発にしていきます。男性の場合、黄体化ホルモンは精巣細胞を刺激して、男性ホルモンの分泌を促し、卵胞刺激ホルモンは精細管を刺激して精子の生成を促します。そして、性器や骨格、代謝作用の面で男性らしいからだを形づくっていきます。

アンドロゲンは約95%が精巣から分泌されていて、残りの約5%が副腎から分泌されています。アンドロゲンの分泌量は、幼年期から思春期にかけては上昇を見せますが、20歳くらいでピークを迎えたのちは60歳くらいまではあまり変動がありません。しかし、65歳くらいになると減少に向かいます。65歳くらいを境にして急に老け込んだりしてしまうのは、こうした主要ホルモンの減少が原因です。

もっとも男性の場合、たまに高齢の方が父親になったというニュースを聞くように、妊娠、出産に関しては年齢はあまり関係ないといえます。ただし、年齢が上がっていけば、生殖能力はおだやかに低下していきます。また、生活習慣病にかかる確率も高くなります。疾患の箇所によっては、精子をつくる機能を低下させることもありますから注意が必要です。

お互いを思いやり理解を深めましょう

お互いを思いやり理解を深めましょう

生殖器の構造や役割、卵子と精子、ホルモンが減少するタイミングなど、男女でいかに異なるかおわかりいただけたでしょうか。

妊娠から出産までを担う女性のからだはもちろん、妊娠するためには男性の力も大きく関係してきます。それぞれが違った役割をまっとうすることでかわいい赤ちゃんを授かることができるのですから、お互いに思いやりの気持ちを持ちながら、理解を深めて妊娠を目指しましょう。

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