大阪の不妊治療専門クリニック / 御堂筋線「本町」駅すぐ

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診療内容

卵巣予備能検査(AMHなど)

卵巣が持っている「妊娠するチカラ」

実年齢より若く見える方や老けて見える方がいるように、卵巣の老化にも個人差があります。卵巣予備能検査とは、「卵巣年齢を測る」といわれることもありますが、正確には、卵巣に残された卵子の数を推定し、今後、妊娠・出産のチャンスがどの程度残されているかを予測する検査です。血液に含まれる抗ミュラー管ホルモン(AMH)などの血液検査や超音波検査などで判断します。

卵子は減るのみ。新しく作られることはありません。

男性の場合、精子は睾丸で、何歳になっても新しいものが作られていきます。 しかし、女性の場合は、生まれる前に作られた卵子が、卵巣に保存されているだけです。なので、歳を重ねるごとに卵子はどんどん減り、卵子自体も年をとって古くなっていきます。

年齢は関係ありません。
自分の卵巣が持つ能力を知っておきましょう。

卵子の数は、年齢というよりも個人差が大きく、若くても卵子がなくなってしまうこともあります。卵子が少なければ妊娠率は低くなりますし、排卵誘発剤などに対する反応もにぶくなります。

ですので、お仕事の都合や、家庭の事情により、今は妊娠できないけれども、数年後に妊娠を考えているというような女性は特に、自分の卵巣予備能を把握して、人生設計を立てることをおすすめします。

卵巣予備能検査をおすすめする方

  • 今後のために、自分の卵巣予備能を知っておきたい
  • 母、姉に早発閉経(40歳未満で閉経)の人がいる
  • 過去に卵巣の手術を受けている
  • チョコレート嚢腫がある

IVF刺激周期の前に、刺激投与量を決定するために当クリニックよりお勧めすることもあります。

排卵と女性ホルモンのしくみ

卵子は、25日~35日に1回の周期で卵胞から膜を破って飛び出し、卵管に取り込まれます。この一連の作業に深くかかわっているのが女性ホルモンです。

卵巣の働きを司っているのは、脳の中にある下垂体という場所で、卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体形成ホルモン(LH)を分泌し、卵胞に作用します。

卵胞は発育して、そのうちの1~2個が成熟卵胞となり、ホルモン分泌を始めます。これがいわゆる卵胞ホルモン(エストロゲン)です。

このエストロゲンが適量に達すると下垂体から黄体形成ホルモン(LH)が分泌され卵胞に作用し、排卵を促された卵胞が1個だけ排卵します。

このように卵胞は、原始卵胞から胞状卵胞、成熟卵胞へと発育するのですが、抗ミュラー管ホルモン(AMH)は、胞状卵胞になるまでの成長過程に分泌されるホルモンで、閉経が近づくにつれ減少し、発育卵胞数と相関していると言われています。

卵巣予備能をはかる3つの検査

抗ミューラー管ホルモン(AMH)検査

月経周期のどの時期でも、採血だけで調べられます。

抗ミュラー管ホルモン(AMH)は、胞状卵胞になるまでの成長過程に分泌されるホルモンで、閉経が近づくにつれ減少し、発育卵胞数と相関していると言われており、それを元に、卵巣の中に卵子がどれくらいあるのかを推定します。

表のように、この検査では、自分の卵子が残り何万個…と具体的な数が分かるのではありません。同じ年代の人と比べて、卵子の数が多い・少ないとは言えても、正常・異常ですと言うことまではできません。

卵子の数と質は年齢とともに低下します。20代の女性は、卵子数は多くなくても卵子の質がよければ妊娠の可能性は高くなります。逆に40代の女性は、卵子の質が低下していれば妊娠の可能性は低くなります。

脳下垂体卵巣系ホルモン検査

生理中2~5日目に採血をして、基礎のホルモン値を見ることは卵巣の機能を知る手掛かりになります。
この検査では、黄体形成ホルモン(LH)、卵胞刺激ホルモン(FSH)、卵胞ホルモン(エストロゲン)を測定します。※ピル服用者は服用終了後2週間以上あけてから検査をお受けください。

  • 黄体形成ホルモン(LH)
  • 生理中のLHは1.5~7mlU/mlで、FSH(正常3.5~10mlU/ml)より低いのですが、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)では、LHが高くなり、LHとFSHの比が上昇します。
    逆にLHが低すぎる場合は、下垂体からうまくホルモンが出ていないことになります。

  • 卵胞刺激ホルモン(FSH)
  • 生理中のFSHで、15以上の高値は卵巣機能が低下していることになります。これは卵巣から出るエストロゲンが少ないため、下垂体が一生懸命卵巣を刺激しようとFSHを分泌するためです。

  • 卵胞ホルモン(エストロゲン)
  • 生理中のエストロゲン(正常20~50pg/ml)ですが、高値では卵巣機能の低下が疑われます。
    これは卵巣機能が低下すると卵胞発育が生理中から早く起こってしまうためです。

超音波検査

生理中2~5日目に超音波検査をして、卵巣内の2-10mmの胞状卵胞(AF)の数を実際に数えることができます。この数が卵巣予備能を反映します。
これは、体外受精を行う場合では、採卵数の予測に繋がります。

ピルの服用と卵巣予備能への影響

女性は、生まれる前に作られた原子卵胞が思春期くらいには20~30万個にまで減少し、そこから毎月の生理あたり1000個くらいの原子卵胞が目覚め、1個が成熟して排卵。残りは閉鎖卵胞となり消滅していきます。

この排卵に向けて、本来はエストロゲン(E2)の分泌が増加しますが、ピルには、エチニルエストラジオールというエストロゲン(EE)が配合されているため、脳がエストロゲン(E2)の分泌をしなくてもいいと勘違いし、視床下部に抑制をかけます。それにより、視床下部や下垂体からのLH、FSHの分泌が抑制されるため排卵が止まります。
この毎月の消費が減少するわけですから、卵子の在庫はピルを服用していない時よりかは残しておけるといえます。

しかし、ピルを服用中の方は、AMHの値が10~15%程度ですが下がるという報告があり、ピルの服用を止めても、3か月くらいまではAMHが低下しているといわれています。
これは、AMHがその周期の発育卵胞数と相関しているため、ピルを服用されている場合、その周期の卵子の数は抑制(減少)されますので、AMHの値は低くなります。しかし、卵巣内の残としては、ピルを服用されている方は、服用されていない方と比べ多くなっているといえます。
AMH検査では、ピルを服用していても影響を踏まえたうえ、検査をお受けいただけますが、休薬されたい方は3か月ほどあける必要があります。中にはピルを長期休薬するリスクの高い方もおられますので注意が必要です。

脳下垂体卵巣系ホルモン検査に関しましても、ピルを服用中の方は、値が低く出るという報告があります。ピル服用者は服用終了後2週間以上あけてから検査をお受けください。

費用

AMH検査(税込)
抗ミューラー管ホルモン(AMH)検査 7,700円
卵巣予備能検査(税込)
抗ミューラー管ホルモン(AMH)検査 22,000円
脳下垂体卵巣系ホルモン検査(LH , FSH , E2)
超音波検査

※月経2~5日目に行う検査です。
※ピル服用者は服用終了後2週間以上あけてから検査をお受けください。
※症状がある場合は保険診療でホルモン検査をお受けいただけます。

保険適用になる場合
月経異常等がある場合は、脳下垂体卵巣系ホルモン検査に保険が適用されます。

・ 脳下垂体卵巣系ホルモン検査:約2,000円
・ 超音波検査:約1,500円+診察料

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