妊娠しやすい身体づくり『たんぱく質』
日頃の健康はもちろん、妊娠するための身体づくりにも食生活は大きく関与しています。
不妊の原因は人それぞれですが、母体の栄養状態が悪いために卵子が老化していることが原因となっている場合もあります。妊娠するための身体づくりには栄養状態を整えることも大切です。
無理なダイエットをしたり、忙しいからと食事の代わりにお菓子で済ませてしまったり、バランスのとれた栄養を摂取できていなければ栄養状態が良いとは言えません。
食生活で基本としていただきたいのは『高たんぱく質、低糖質』です。
たんぱく質は私たちの身体を作り、他の栄養素を細胞に運ぶ役割があります。不足すると妊娠しにくいだけではなく日々の健康にも関わるため、意識してしっかりと摂ることが大切です。
高たんぱく質のコツは、手のひら2つ分。
1日に必要なたんぱく質の量は体重1kgあたり1~1.5g程度が目安とされています。50kgの方で1日50~75g、60kgの方で60~90gです。
1食につき、手のひら1つ分の肉、魚、卵、豆類を2種類摂るように心がけると良いです。
たんぱく質には動物性と植物性があり、両方をバランス良く摂取することが理想的です。選ぶ食材や料理の仕方次第で選択肢が大きく広がりますから、楽しみながらバランス良くたんぱく質を摂って下さい。
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