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2021.7.4 ブログ

院長ブログ『卵巣予備能検査』

この検査では、卵子は残り何万個です…と具体的な数が分かるのではありません。また、ホルモン分泌検査や超音波検査も併せて受けた方が良いのか?などと悩まれる方も少なくはないのではないでしょうか。
前半は『卵について』、後半は『検査について』書いております。

卵について
30代、40代で、結婚や妊娠を先のばしにしている人も多いと思いますが、平均寿命が伸びても、女性の閉経する年齢や、出産の適齢期には全く変化がないことをご存じでしょうか。
卵巣の働きには、もともと決まっている一定の寿命があるようで、今のところ治療でそれを延長するのは不可能です。一方、タバコ、過労、ストレス、極端な痩せは、卵巣の寿命を縮めてしまいます。
実年齢より若く見える方や老けて見える方がいるように、卵巣の老化にも個人差があります。

女性は、女性として生まれてくる前の胎生期に700~800万個の卵を持っていますが、生まれた時にはそれが200万個くらいになります。そして、思春期くらいには20~30万個まで減少します。

そこまで生き残ったものから、毎月の生理あたり1000個くらいの原子卵胞が目覚めてきて、そのうちの1個が成熟して排卵されます。では残りの999個はどうなるかというと、閉鎖卵胞となり消滅していきます。

女性は、生まれる前に作られたこの原子卵胞が、卵巣に保存されているだけで、新しく作られることはありません。

卵子の数には個人差があり、若くても卵子がなくなってしまうこともあります。卵子が少なければ妊娠率は低くなりますし、排卵誘発剤などに対する反応もにぶくなります。

排卵に関する卵巣の予備能力は「卵巣予備能検査」が参考になります。
検査方法は、抗ミュラー管ホルモン(AMH)などの血液検査や超音波検査です。

 

検査について
抗ミュラー管ホルモン(AMH)検査
この検査では、自分の卵子が残り何万個…と具体的な数が分かるのではありません。

卵胞は、原始卵胞から胞状卵胞、成熟卵胞へと発育するのですが、AMHは胞状卵胞になるまでの成長過程に分泌されるホルモンで、閉経が近づくにつれ減少し、発育卵胞数と相関していると言われています。

ここで気を付けていただきたいのは、AMHの値が低いからといって、質が悪いというわけではないのです。

結果について、同じ年代の人と比べて、卵子の数が多い・少ないとは言えても、正常・異常ですと言うことまではできません。
卵巣予備能の推定には女性の年齢も重要で、卵子の数と質は年齢とともに低下します。
20代の女性は、卵子数は多くなくても卵子の質がよければ妊娠の可能性は高くなります。逆に40代の女性は、卵子の質が低下していれば妊娠の可能性は低くなります。
このAMHの測定値から残された卵子の数を推定し、今後の妊娠・出産のチャンスがどの程度残されているかを予測する助けとなります。

また、値が高すぎる場合は、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)が疑われます。成熟せず排出されない卵胞が卵巣の中に溜まり卵巣が腫れ、不妊の原因になります。

ホルモン分泌検査
卵巣の働きを司っているのは、脳の中にある下垂体という場所で、卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体形成ホルモン(LH)を分泌し、卵巣を刺激します。
排卵は、まずFSHの刺激を受け卵胞が発育すると、卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌が増加し、一定量に達すると、今度はLHが分泌され、排卵が起こるという流れです。ホルモン分泌検査ではこの3つのホルモン値のバランスを調べます。

通常、生理中のLHは1.5~7.0mlU/mlで、FSH(正常3.5~10mlU/ml)より低いのですが、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)では、LHが高くなり、LHとFSHの比が上昇します。逆にLHが低すぎる場合は、下垂体からうまくホルモンが出ていないことになります。

次に生理中のFSHですが、FSHが15以上の高値は卵巣機能が低下していることになります。これは卵巣から出るエストロゲンが少ないため、下垂体が一生懸命卵巣を刺激しようとFSHを分泌するためです。

最後に生理中のエストロゲン(正常20~50 pg/ml)ですが、高値では卵巣機能の低下が疑われます。これは卵巣機能が低下すると卵胞発育が生理中から早く起こってしまうためです。

このように生理中2~5日目に採血をして、基礎のホルモン値を見ることは卵巣の機能を知る手掛かりになります。
この検査では、ピルの服用をされている方は服用終了後2週間以上あけてから検査をお受けいただくことになります。

超音波検査
生理中の超音波検査で卵巣内の2-10mmの胞状卵胞(AF)の数を実際に数えることができます。この数が卵巣予備能を反映します。これは、体外受精を行う場合では、採卵数の予測に繋がります。

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